- 豊臣家の人々 新装版
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- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2008年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041290095
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井沢ファン




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家康の能力の高さを再認識
テレビなどでも良く放映されたり、著者の別な本にも掲載されていたので概要は知っているものの、部分的に知らないところもあるのでところどころ参考になった。時間をかけて少しずつ読んでいるが、気楽に読めるし、途中から読んでも興味深く読めるのは著者の作品の魅力かもしれない。ここでは豊臣家の女同士の実質的な対立に対して家康がうまく利用してチャンスをつかんで天下を取ってゆくシナリオになっているが、淀君・秀頼側をうまく統御できる人がいなかったことが大きいのだろう。もし、黒田官兵衛のような策士がうまく統御できたなら豊臣家の行方も違った方向に向かったのかもしれないが、それでも難しかったかもしれない。それだけカリスマ家康の能力の高さとそれを支える幹部たちの結束の堅さが政権交代の強力なエネルギーになっていったのだろう。

























[BOOKデータベースより]
貧農の家に生まれながら関白となり、位人臣を極めた豊臣秀吉の奇蹟の栄達は、その一族、縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄誉と境遇は、ときに豊臣凋落の予兆となる悲劇をもたらす。甥・秀次、正室・北ノ政所、弟・秀長、妹・朝日、養子とした皇族や武将、そして大坂城に散った淀殿と秀頼。彼らの運命を描きながら、豊臣の栄華と衰亡の軌跡をたどる司馬文学の傑作。文字が大きく読みやすい新装版。
[日販商品データベースより]貧農の家に生まれ、関白にまで昇りつめた豊臣秀吉の奇蹟は、彼の縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄達は、凋落の予兆となる悲劇をもたらす。豊臣衰亡を浮き彫りにする連作長編。