- 遠い崖 1
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アーネスト・サトウ日記抄
朝日文庫 は29ー1
旅立ち
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2007年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022615435
[BOOKデータベースより]
1862年、イギリス公使館の通訳生として、攘夷の風が吹き荒れる日本へ一歩をしるしたアーネスト・サトウ。第1巻は生麦事件をへて、イギリス艦隊7隻とともに薩摩にむけて横浜を出港するまでを描く。19歳の青年が見つめた、幕末の日本の姿が鮮やかによみがえる。大佛次郎賞受賞作。
序章
旅立ち
攘夷の風
底流

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
明治維新期の英国外交官アーネスト・サトウの日記抄。サトウが公務あるいは休暇で薩摩、京都、箱根等全国を精力的に旅して回った様子が萩原延壽氏の非常に練れた文章でまとめられている。英国人の視点から見た明治維新期の日本政治史を知る上で非常に興味深いが、当時の日本の各地の情景が鮮やかに描写されている。文庫本で10数巻とボリュームもあるが、味読に値する力作。(La Virtu/男性/50代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
イギリスの外交官アーネストサトウの日記から、幕末から明治にかけて日本の政治を俯瞰した力作。サトウの人間観察も鋭いが、その素材を存分に活かした、萩原氏の練られた文章にも実に味わいがある。長編ながら一気に読まずにはおられない。(La Virtu/男性/50代)