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[BOOKデータベースより]
物質としての身体は、その「持ち主」によって絶え間なく統御・酷使され、さらに、さまざまな技術によって能力の最大化を図られる。その一方で、身体の内部には、「持ち主」のコントロールを逃れ、飛び立とうとする生命力が脈打っている。身体に対する統御と、その統御を自らの力に変える身体の柔軟性、さらに、身体の有限性との折り合いのつけ方を、さまざまな生の実相に寄り添いながら描き出す。
序論 マテリアルと折り合うためのレッスン
[日販商品データベースより]1 有能化(装甲するビオス;対談 身体のコンピュータ化、コンピュータの身体化;身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか;求ム、癒されるべき身体―セラピーカルチャーの感情社会学)
2 身体化(身体の位置―歩く、感じる、考える;「動くこと」としての「見ること」―身体化された看護実践の知;複素的身体性論―無敵の探求)
3 調整と和解(あふれ出す身体―理学療法の現場から;もう一つの当事者研究―当事者としての援助者;形容詞の迷宮―「自閉的な情報処理」と「あまり賢くない身体からの入力」が重なった例について、本人の主観による報告;ALSを生きる)
身体は絶え間なく統御・酷使され、物質としての有限性に苦しむ。その一方で、身体にはその持ち主の統制を逃れ飛び立とうとする生命力が脈打っている。有限性/自律性の視点から、身体との折り合いのつけ方を探る。