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[BOOKデータベースより]
初めて燃える炎を手に入れてから19世紀の半ばまで、人類は50万年もの長い長い間、炎の黄色い明かりに甘んじてきた。最初の「白い光」の光源である白熱ガス灯以来150年。白熱電球、白色蛍光灯、白色発光ダイオードはどれも、昼間の太陽の光と同じように夜の街や室内を明るく照らし、安価に大量生産されて暮らしを変えた。それだけではない。新しい産業と市場をつくりだし、他方これまで盛んだった産業を衰退させた。たとえば勃興期の石油産業は、ガス灯や電球によって明かりの燃料としてのニーズを失い、石炭産業に駆逐された。自動車の普及までの数十年、雌伏を余儀なくされる。小さな発明はどのようにして発明を超え、時代を変える「事件」となるのだろう。「イノベーション」を軸にたどる人と明かりの歴史。
プロローグ 明かりはとても大切だという話
[日販商品データベースより]第1話 太陽の白い光
第2話 炎の黄色い光―オイルランプ・ロウソク・ガス灯
第3話 炎の白い光―白熱ガス灯
第4話 電気の熱い白い光―白熱電球
第5話 ルミネセンスの白い光―白色蛍光灯
第6話 量子の白い光―白色発光ダイオード
エピローグ 不思議な光/白い光はどこへ
初めて燃える炎を手に入れてから19世紀半ばまで、人類は50万年もの間、炎の黄色い明りに甘んじてきた。太陽光と同じ無色の光を求めて人類が積み重ねてきた創意工夫を、時代を変えた発明=イノベーションで辿る。