- おれは権現 新装版
-
- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2005年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062750646
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 筆と槍
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2025年11月発売】
- 暦のしずく
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2025年06月発売】
- 豊臣家の人々 上
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2025年10月発売】
- 豊臣家の人々 下
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2025年10月発売】
- 空海の風景 上 新版
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年03月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
井沢ファン




-
面白く読めた
小編、7つ。福島正則を描いた『愛染明王』、可児才蔵吉永の『おれは権現』、花房助兵衛の『助兵衛物語』、加藤清正の幼なじみである飯田覚兵衛の『覚兵衛物語』、大阪夏の陣・冬の陣に登場する木村重成の『若江堤の霧』、長曾我部盛親の異母兄弟である長曾我部信九カの『信九カ物語』、大阪道頓堀を作った安井道頓の『けろりの道頓』の7編で構成されている。キーワードは、伽、信念を貫く、潔く、と言ったところか。福島正則以外はあまり歴史に登場するいわゆる一線級の有名人ではない人物を描いた物語だが、とても面白く読めた。やたら女に伽をさせるという内容が多かったが、それぞれ読み終えると、エロイ、愉快、面白い、人生なんてそんなものを感じさせる内容であった。軽く読むにはいいと思う。




























[BOOKデータベースより]
戦国時代、それは苛酷残酷な時代であると同時に、気宇壮大な時代でもある。だからこそ、常識を常識とせず、天衣無縫、奇想天外に生涯を送る人物が輩出したのだ。超人的武勇の裏の意外な臆心、度はずれに呑気な神経の持ち主のじつは繊細な真情。戦国時代人の剛毅闊達にして人間味あふれる短編7編を収録。