- 湿地に生きるハッチョウトンボ
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- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2005年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784035278306
[BOOKデータベースより]
湿地の小さなトンボ、ハッチョウトンボ。どのような湿地にすみ、なぜ減ったのか、湿地とハッチョウトンボの一年を観察して調べよう。
ハッチョウトンボってどんなトンボ?
すんでいる湿地はどんな場所?
湿地とハッチョウトンボの一年を観察しよう
冬から早春の湿地―春を待つハッチョウトンボのヤゴ
春の湿地―ハッチョウトンボの季節のはじまり
初夏の湿地―ハッチョウトンボの季節
梅雨から夏へ
真夏の湿地―ハッチョウトンボには危険がいっぱい
秋の湿地―ハッチョウトンボの季節もおわり
湿地とハッチョウトンボの一年をみつめて〔ほか〕
種類によって住む環境が限られているため、人間が環境を変えてしまうことで増減してしまう虫たち。その姿を見て自然環境を考えるシリーズ。本巻では、湿地とハッチョウトンボの1年を観察して調べる。
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ハッチョウトンボの取材を通して、湿地や水辺、生き物のくらし、環境について書いた写真絵本。トンボや水辺の昆虫・生きものの写真が満載。
2005年刊行。隊長2センチ未満の小さいトンボが生きている様子を、撮影者(筆者)はどんな気持ちで見ていたのだろうか。
私はとても丁寧に、トンボを尊敬していたような気がしてならない。
普通の大きさのトンボと比べて、ずいぶん小さくて、危険も多く、生育地が減ってきたり、環境の変化で生き残るのが大変だ。しかし、このトンボを大切にしなければならないと思う人たちが協力して、保護地が作られた。人間の影響力の大きさを改めて知った。
生き物が豊かに暮らせる場所があちこちにあることは、本当に豊かだと思う。虫が生きられる環境と、虫もいきられない環境と、どっちがいいだろうか?
思い機材をもってハッチョウトンボの居る湿地に通って、丁寧に撮影を続けた筆者と、本書を出版してくれた人たちがいることで、私は「ハッチョウトンボ」という存在を知った。
そして、いろんなことを考えた。
人の活動は、人を良くして、環境も良くしていくものであって欲しいと思った。
大人が見ても素敵な絵本です。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】