- 蕭々館日録
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- 価格
- 859円(本体781円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122043756
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
時代が暗く変わってく様子が、芥川龍之介をモデルとした九鬼先生の変化とシンクロして、悲しくも美しい作品です。一方でそれでも生きていく子どもたちの成長と強さも感じられます。(しほ/女性/30代)
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
岸田劉生の「麗子像」そっくりの女の子が住む通称「蕭々館」。そこに集う芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎といった大正を代表する作家たちが繰り広げる「吾輩は猫である」さながらの文学談義、名文暗誦合戦…。久世光彦の「大正」への愛がたっぷり詰まった傑作長編。切ないような甘酸っぱいような久世節が魅力。「あたし」と一緒に芥川龍之介に恋に落ちます。そして最後に「ある人」が…。「大正」という時代を写し取った作品。(茶川さん/女性/20代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
はじめて作家に「恋」をした一冊。懐かしさを感じる大正時代の情景をこんなに美しい文章で描ける久世光彦に涙がでる。最近この本に出てくるダメだけどモテる芥川龍之介が自分の好みの男性像の元になっていることに気づいて愕然とした。
[BOOKデータベースより]
夜ごと「蕭々館」でくりひろげられる、文学談義、名文暗誦合戦、そして嘘か真か判然としない話の数々…。芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎。青春をともにした三人の作家を描きながら「大正」という時代への想いを綴る傑作長篇。泉鏡花文学賞受賞作。