- コーラ
- 
                                プラトンの場 
 ポイエーシス叢書 52
 Khora.- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2004年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784624932527
 
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[BOOKデータベースより]
プラトンの宇宙開闢論『ティマイオス』に書き込まれた特異な語=「コーラ(場)」。「あるときコーラは、これでもなくあれでもないようにみえ、同時にこれでありかつあれであるようにみえる。」あらゆる概念的同一性を逃れ去る、そんな場なき場/その深淵状の謎をデリダが読み解く。今日、われわれは、みずからの“場”をどのように名づければよいのか?哲学のみならず、フェミニズム、建築の思考に深い影響を及ぼした事件的書物、翻訳刊行。
[日販商品データベースより]「コーラ」──「場」を意味するこの語が、世界の起源、宇宙の生成をめぐるプラトンの後期作品『ティマイオス』において、特異な思考を展開する。感性的なものでも叡知的なものでもなく、メタフォールでも字義通りの指示でもなく、これでもなくあれでもなく、かつこれでありあれであるもの。パラドックスとダブルバインドをいかなる水準でも還元しないそのポジションなきポジション「コーラ」を、ジャック・デリダが読み解く。二項対立を避けつつ否定神学をも斥けるという、困難な隘路を縫うようにして進むとき、そこに留保なき唯物論の場が拓かれる……。『パッション』『名には触れずに』と並んで《名についての試論》三部作のひとつとして1993年に刊行された。
目次
コーラ
原註
訳者解説
場/名――デリダによる「コーラ」をめぐって