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- 海と列島の中世
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- 価格
- 1,265円(本体1,150円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061595927
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[BOOKデータベースより]
海は柔らかい交通路である。それは自在な交通を許し、人と人を結び、文化同士を融合させる。本書では全国の中世海村・海民の姿が、綿密な現地調査と文献から浮き彫りにされてゆく。中国大陸・朝鮮半島・日本列島をまたにかけた「倭寇世界人」を生み出した海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた列島社会の新鮮な姿を描き出す、網野史学の論集。
1 列島(海のルート―「中国文化」と律令制;海の時代―奥能登と時国家文書から)
[日販商品データベースより]2 地域(中世の海村―若狭の浦々;東と西の地域史―常総を中心に)
3 都市(海上交通の拠点―金沢氏・称名寺の場合;都市の起源―今、なぜ一の谷か)
4 社会(説経節の世界―中世社会の変化;「悪」の諸相―緊張する社会)
5 海民(海の領主―伊予の「海賊」;海夫―九州をめぐる海上交通)
海は柔らかい交通路である。それは自在な交通を許し、人と人を結び、文化同志を融合させる。本書では全国の中世海村・海民の姿が、綿密な現地調査と文献から浮き彫りにされてゆく。中国大陸・朝鮮半島・日本列島をまたにかけた「倭寇世界人」を生み出した海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた列島社会の新鮮な姿を描き出す、網野史学の論集。(講談社学術文庫)
海が人を結ぶ。列島中世を探照する網野史観海は柔かい交通路である。海村のあり方から「倭寇世界人」まで。文化を結ぶ海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた日本列島の新鮮な姿を示す網野史学の論集