- 江戸の色ごと仕置帳
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- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2003年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087201789
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【2016年09月発売】
[BOOKデータベースより]
名奉行が輩出した江戸時代。彼らによって残された大量の裁判記録の中から、男女間の性的な事件・犯罪に対する裁きと仕置をまとめたのが本書である。粋な町民文化の象徴と思われがちな「色ごと」だが、不義密通はもちろん、婚前交際ですら、奉行書で一旦裁きにかかると、死刑や追放といった厳しい刑罰が待っていた。おおらかに性を楽しんでいたように見える江戸庶民。しかし実際は、身分差別や儒教による秩序原理によって縛られ、恋愛においても殆ど自由がない生活を強いられていたことが、この「色ごと仕置帳」から見えてくる。
第1章 江戸の罪と罰
[日販商品データベースより]第2章 密通いたせし者は
第3章 手込めの儀につき
第4章 春をひさぐ女
第5章 心中は恋の終わりか
第6章 女犯せし僧は
第7章 殴る亭主
密通の示談金は七両二分、人妻をレイプしたら死罪、心中は死骸取り捨て、売春させた男は手鎖と罰金など、江戸時代の裁判記録から、男女間の性的な犯罪や事件を取り上げ、当時の社会や男女関係の実相に迫る。