- 彼の手は語りつぐ
-
Pink and Say.
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年05月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784751519844
[BOOKデータベースより]
ピンクとセイは、とちらも奴隷制廃止を支持するリンカーン大統領率いる北軍の兵士ですが、戦争に参加した動機にはずいぶんちがいがあるようです。この戦争の意義について深く考えたことはなかったように見えるセイにとっては、ワクワクする冒険にでも参加するつもりだったのかもしれません。一方、ピンクにとってこの戦争は、まさに自分のための戦争です。奴隷制を擁護する南部のジョージア州で奴隷の子として育ったピンクが、なぜ北軍の兵士として戦っているのか不思議に思われる方もいるかもしれません。実は北軍には南部からの逃亡奴隷を中心とした黒人部隊が組織され、戦争終結までには18万人もの黒人が参加しています。ピンクもそのうちのひとりなのです。この絵本は、そんなふたりの少年の出会いと友情、そして別れを描いた本当にあった物語なのです。
[日販商品データベースより]文字を読める黒人ピンクス。文字を読めない白人シェルダン。南北戦争を舞台に、2人の少年の友情、そして別れを描いた実話。
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よく本でお薦めされているので図書館で借りて読みました。
5歳の息子には少し難しかったようですが、
8歳児の息子は神妙な顔で聞いていました。
戦争のお話はたくさんあるけれど、
実話で、しかも白人や黒人、奴隷制度に関した
お話はあまりなく、
子どもたちにもあまり身近に
感じられにくかったかもしれませんが、
多様化してきている今、
いろんな考えや人種がいること、
でも、本質はとても似通っていることを
子どもたちにも感じ取ってほしいと
この本を読み終えた後、思いました。
最後のほうは、涙なしには
読めませんでした。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】