[BOOKデータベースより]
本書には、私たちの国の詩一六六篇がのっています。短歌も俳句も自由詩も、千数百年前の詩も、新しい詩もあります。どれも、皆さんにおぼえて、口ずさんでほしい詩です。小学生向き。
詩(豚(八木重吉);たんぽぽ(川崎洋);おれはかまきり(工藤直子) ほか)
俳句(雪とけて(小林一茶);水鳥や(広瀬惟然);猫の子に(椎本才麿) ほか)
短歌(石ばしる(志貴皇子);ひむがしの(柿本人麻呂);あまの原(安部仲麻呂) ほか)
俳句・短歌鑑賞
この本は、詩と俳句と短歌166篇からなる詩歌のアンソロジーです。心も頭も柔軟な小学生が声に出して読み、まるごと暗唱してくれることを願ってつくられました。詩を選んでくださったのは、日本を代表する五人の詩人、茨木のり子・大岡信・川崎洋・岸田衿子・谷川俊太郎さんです。全体を三部構成とし、詩と俳句と短歌が重層的に繰返し出てくるようにしました。柚木沙弥郎さんの、おおらかな挿絵とともに、存分に楽しんでください。
息子が、2歳の頃に購入しました。
お休み前に、絵本の後に詩歌も聞かせたいと思い選んでいて出会った本です。
子ども向けと言うことで、茨木のり子・大岡信・川崎洋・岸田衿子・谷川俊太郎・工藤直子などなど諸先生の作品や、金子みすゞ・佐藤春夫・中原中也・犀星・朔太郎等々、数え切れません。
さらに、俳句・短歌も満載です。
意味がわからずとも、楽しい言葉の響きを聞かせたい、楽しみたいと毎夜一つ読みました。
お気に入りは、タイトルに一文が使われている『たんぽぽ』や『鰈』などです。
小学1年の夏休みの自由研究は、『ぼくのすきな歌』と言うタイトルで、この本の中から選び写し、彼なりのイメージの貼り絵や押し絵をして、一冊の撰詩集を作りました。
私が、お話し会に参加するようになって、絵本の前に必ず一つ詩を読みますので、大変活躍しています。
いくつになっても楽しめる詩歌集だと思います。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】