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[BOOKデータベースより]
町の風景というのは、いわゆる“由緒ある名所・史蹟”の記録などには残っていない、市井の店のちょっとした看板や張り紙、ポップドール…などによって、案外と印象づけられることが多い。旅の途中、通りすがった町の記憶なんていうのもそういうものだ。観光資料に載っている土地の名士ゆかりの寺や神社よりも、山の上で廻っていた風力発電所のプロペラとか、古い洋服屋の壁にあった“学生服姿の桜田淳子”のポスターとか、の方が目に残ったりする。本書は、そんな散歩や旅の道中、何気なく目についた建物や看板、張り紙…を、一つの“記録”として残しておきたい、という主旨で書かれたものである。
奏でる乙女像
美しき牛乳屋
あやしい「う回路」
愛と青春の1983
『水もれ甲介』の家
魔の水道タンク
屋根の上の“ぢ”
合羽橋のコック像
懐かしき火の見やぐら
鬼太郎目玉オヤジの街灯〔ほか〕