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[BOOKデータベースより]
「イギリス式庭園」ないし「風景式庭園」をめぐって、十七世紀から十九世紀のおもにイギリスで、歴史上類のないほど多くの庭園美学理論的な言説が現れた。本書はこれを精査することで、イギリス風景式庭園を支えた思想の歴史的展開を探るものである。
序 楽園と普遍言語
第1部 風景式庭園の淵源(十七世紀)―“閉ざされた庭”から“開かれた庭”へ(“閉ざされた庭”のパラドックスと庭園破壊―十七世紀前半;復楽園としてのイギリス―ピューリタン革命期のハートリブ・サークル;シヴィック・ヒューマニズムとエピクロス主義―王政復古期)
第2部 公共の精神からの風景式庭園の誕生(十八世紀前半)―主導的言説の再精査(庭園の立憲君主制―アディソンにおけるブルジョワ性と相乗的関係化;不協和な協和―ポープにおける商品化批判と両義性の詩学)
第3部 風景式庭園の変質(十八世紀後半から十九世紀へ)(夢想の美学の成立と解体―完全な“開かれた庭”のイリュージョンとその消長;“開かれた庭”の終焉―レプトンにおける十八世紀的プログラムの脱=神話化)
結 内部としての庭園/外部としての庭園