- 和菓子屋の息子
-
ある自伝的試み
新潮文庫 こー10ー35
- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 1999年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101158358
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[BOOKデータベースより]
東京市日本橋区、両国は鈴蘭通りの丁度まん中あたりに、九代続く老舗の和菓子屋、立花屋本店はあった。関東大震災で一度は壊滅したが、みごと再建なったその街と店とは、昭和20年の大空襲でまたもや消滅する。今度こそ幻の町になってしまった東京の下町と、下町の商家の暮しぶり、気質と言葉とを、立花屋十代目になる筈だった男がここに再現。ようこそ、失われた昭和モダニズム界隈へ。
山の手の娘、下町へ行く
世にも奇妙な家の内部
失われた町の地図を作りながら
下町には「通俗的な人情」はない
町の成立ちから裏店まで
黒豹事件と「ニュース映画館」
昭和十年代・物売りのいろいろ
下町人気質について
下町ことばのゆるやかな消滅
キネマの都で〔ほか〕