- 決断
-
ユンガー、シュミット、ハイデガー
パルマケイア叢書 11
Die Entscheidung.柏書房
クリスティアン・グラーフ・フォン・クロコウ 高田珠樹- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 1999年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784760117161
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[BOOKデータベースより]
第2次大戦前夜、当時最高の知識人が促した『決断』とは何か。ナチズムと通底するファシスト的知性の思考を、犀利な論理で解明したデモーニッシュな思想家論。
第1章 予備考察(歴史意識と主体性;実証主義的な国家概念;自ら自身に矛先を向ける市民層)
第2章 ユンガー、シュミット、ハイデガーにおける「決断主義」(エルンスト・ユンガー―闘争;カール・シュミット―決断;マルティン・ハイデガー―覚悟性 ほか)
第3章 離脱と解体(カール・シュミットにおける具体的な秩序思考;エルンスト・ユンガーにおける本質的思考;マルティン・ハイデガーにおける本質的思考と存在の問い)
第4章 決断と歴史性(これまでの考察の成果;人間的行為の構造;決断、歴史性、社会構造)