- 鬼の橋
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 1998年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834015713
[BOOKデータベースより]
小野篁って、だれ?昼間は京の都のえらいお役人にして有名な漢詩人、夜は井戸からあの世へ通い、地獄でえんま大王の右うでとして働いたという不思議な伝説を持つ、平安初期に実在した人物。第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作。
[日販商品データベースより]この世と地獄を往き来したと伝えられる平安初期の文人、小野篁の少年時代を主人公に、思春期の少年の揺れ動く心情が、勢いある筆づかいで力強く、さわやかに描かれます。「元服」という人生における大きな節目を苦しみながらもこえてゆく篁の姿は、現代に生きる子どもたちにも通じ、多くの読者の共感をよぶでしょう。作者が生まれ育った京都の四季や情景も、作品のなかに巧みに織り込まれ、物語にふくらみと陰影を与えています。
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実在した人物、小野篁。井戸を通って地獄へ通っていたという伝説は聞いたことがありましたが、そこを使って見事な物語になっています。
平安時代の京が舞台です。モノノケと人との境が混沌としていた時代に、主人公たちも重い葛藤を抱えています。そこを乗り越えていくまでのお話なので、明るいお話ではないですが、読みごたえがあります。
児童文学というくくりですが、時代物が好きな大人にもオススメです。(あんじゅじゅさん 40代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】