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- 壁 改版
-
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 1993年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101121024
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 短編集。なかにある「魔法のチョーク」と「赤い繭」という話にかなり大きな影響を受けました。バベルの塔のたぬきの話も好きです。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 コルビジェ氏の弟子、生粋のユルバニスト
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
「小説」を読むではなく、「安部公房」を読む。と、言った方が正しい。読んだ後、濡れたぴちぴちの海水パンツを脱ぐ時のような、あの、もどかしい独特な余韻こそ、安部公房の世界。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
高校の教科書に「赤い繭」が入ってて、それで初めて読んだ。「赤い繭」を読んでなかったら、本には手も伸ばしてないと思う。
- HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
名前がなくなったらどうなるとか考えたことあります?自分のアイデンティティーがどこに引っかかって存在しているとか考えたことあります?他人と自分の関係って何を基準に生まれてくるんだろうとか、声のでかい人の意見が正論になる世の中ってどうなの?とか考えたことがある人にはとてもお勧めの一冊です。あっでも堅苦しい本ではないですよ。安部公房はとってもユーモアセンスのあるひとなんで、こんなテーマを飛び切りのエンターテイメントに仕上げてます。四方を壁にかこまれた世界と見渡す限りの地平線が続く世界の共通項。。。あっ!あんまり内容かくとこれから読む人に怒られちゃいますね。このくらいにしときましょう。
[BOOKデータベースより]
ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして…。独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。