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- こんとあき
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1989年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784834008302
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
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- 「今日は、本を読もう。」プロジェクト
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『今日、読みたくなる本』フェアコメント -最初の1冊は、これでした。
2人きりで旅行に出かけた、ぬいぐるみの「こん」が、不安で仕方ないあきを「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と励ます場面が印象的。
砂丘の場面も大好きで、小さなころは何度も何度も読みました。大人にもオススメしたい1冊です。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 初めて読んだ時、ちょっぴり現実的でハラハラしました。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
小さい頃に本がボロボロになるまで飽きるほど読んでもらいました。こんの「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という言葉が印象的です。あったかくて、やさしくて。大人になった今でも大好きな絵本で、読むとほっこりします。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
私の記憶の中で、いちばん古い本。いつも「あき」の面倒をみてくれる「こん」。2人でおばあちゃんの家へ行こうとすると、あきもこんもたくさんのトラブルに見舞われます・・・小さい頃に、どきどきしながら読んだのを覚えています。好きすぎて破れてしまったので、高校生のときに買いなおすほどです。子どもができたら、この本を読ませてあげたい。そんな1冊です。
- Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
あきがおばあちゃんの家に、こんと一緒に出かける話。 こんはキツネのぬいぐるみで、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってあきを励まします。 最後の方でこんが犬に連れ去られて、あきが砂丘に埋められたこんを助け出す場面には感動しました。 小さなあきの成長が見られる、心温まるお話です。 私は大学生になったのですが、未だにこの本が忘れられず、大好きです。 自我が芽生え、少しずつ自立していく子どもたちには、必ず不安があるはずです。 それを乗り越えていける力を誰しも持っていることを伝えてくれる、そんな物語だと思います。(さすらいの大学生)
あきの誕生をじっと座って待っているこの子は、ぬいぐるみのこん。遠く離れた「さきゅうまち」に住むおばあちゃんに頼まれて、あきのお守りにやってきたのです。赤ちゃんのあきの可愛さに胸がドキドキするこん、あきのお守り役、遊び相手として大活躍するこん。そのうちに、あきがこんの背を追い越し、古くなったこんの腕がほころびると、おばあちゃんに直してもらおうと、こんはあきを連れ、きしゃに乗って出かけます。健気なこんは、なかなか頼もしい存在です。でも、小さなぬいぐるみのこんとの二人旅。何事もなく到着するわけもなく…次から次へとハプニングが起き、読んでいる方はハラハラ。当たり前ですよね、子どもたちには大冒険です。はぐれてしまったり、こんのほころびがひどくなったり。二人の心情が手に取るように伝わってきます。大丈夫かな、ちゃんとおばあちゃんのところにたどり着いたのかな。読み終わってみれば、誰もが安堵と幸せな気持ちに包まれるこの絵本。「こんとあき」の世界にすっかり引きこまれていたことに、後から気付くのです。表情がないはずのこんから沢山の感情を感じとったり、守られているだけのはずだったあきちゃんの必死で踏ん張る姿を垣間みたり。二人の前に広がる砂丘の風景も忘れられません。そして全体を通して感じるのは、二人を取り巻く家族の大きな愛情です。作者の優しい眼差しです。なんて魅力的な絵本なのでしょう。大人になっても忘れることのない「あの頃」の気持ち。絵本を開く度に思い出させてくれる1冊でもあります。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
林明子さんの絵本は自分が子供のころから大好きだったけど、この本は読んだことがありませんでした。評判がいいので、ぜひと思って借りてきました。
予想をはるかに超えて、素晴らしい絵本でした。
ぬいぐるみのこんは、あきが赤ちゃんの頃から一緒。
うでがほつれてしまったこんを直してもらうために、一緒におばあちゃんのお家へ行きます。
小さい女の子とぬいぐるみの二人旅ですから、ハプニングだらけ。
電車が停車中にお弁当を買いに下りたこんを、心配そうに待つあき。
こんが帰ってこずに泣いてしまうあき。
こんをみつけて、ほっとして、無防備な姿で一緒にお弁当を食べるあき。
そして、いつもあきを安心させようと、一生懸命なこん。
子供の表情の豊かさと、表情がないはずのこんのかもしだすあたたかさ。林明子さんには、なぜこんな絵がかけるのでしょうか。
思わず、絵本をなでなでしてしまいました。
そんなあきとこんの最大のピンチは、砂丘で起こります。
犬に連れされたこん、こんを必死で追うあき。
読み手の私もどんどん緊張が高まり、そして、こんの耳を見つけた時の息子の、私を制するような「あった!」という声。
私も息子も、1回目にこの本を読んだ時から、絵本の世界にぐんぐんひきこまれました。
そして、私は、気がつくと泣いていて、息子は、ただじーっと私が本を読むのを聞いていました。
最後はハッピーエンドです。
おばあちゃんの抱擁のどれだけあたたかいかを、私は膝に乗せている息子のあたたかさから、想像することができます。
一緒って、ホントに、あたたかい。(どまどまさん 30代・神奈川県 男の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】