- 書物漫遊記
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 1986年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480020482
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[BOOKデータベースより]
書物の頁を繰ると、そこから不思議な幻想世界への旅がはじまっていた。戦中から焼跡へ、さらに未来へと、失われた都市の相貌を求めて、通り過ぎた奇人、変人、そして凡人たちの顔を探して、書物めぐりの旅は続く。名著、奇書、珍本…博覧強記の筆者による異色の読書案内。
序章 名前と肩書の研究『潮文化人手帖』
1 不思議な節穴―武井武雄『戦中気儘画帳』
2 畸人ぎらい―色川武大『怪しい来客簿』
3 猫が食いたい―石堂淑朗『好色的生活』
4 吸血鬼入門―種村季弘『吸血鬼幻想』
5 見えない人間―『定本山之口獏詩集』
6 開かれた箱―坂根巌夫『遊びの博物誌』
7 悪への郷愁―高垣眸『豹の眼』
8 泥棒繁盛記―野尻抱影『大泥棒紳士館』
9 分家開き―谷崎潤一郎『秘密』
10 二階の話―古今亭志ん生『二階ぞめき』
11 我が闘争―吉田健一『流れ』
12 逃げた浅草―『正岡容集覧』
13 九段の怪談―内田百〓@6BE1『遊就館』
14 見世物今昔考―江戸川乱歩『パノラマ島奇談』
15 大食のすすめ―武田百合子『富士日記』
16 接続法第二式―『木村・相良独和辞典』
17 ベルリッツ・スクール―イヨネスコ『授業』
18 書かれなかった本―四方八郎『ビルマ革命の内幕』
19 Kilroy was here―ドウス昌代『東京ローズ』
20 留学の成果―久生十蘭『新西遊記』
終章 何でもないものの魅力―武田泰淳『新・東海道五十三次』