- ひとつめのくに
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1982年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784494004027
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むかしのお話です。「ひとつめこぞう」をつかまえて見世物にしようと、見世物師の男が旅に出ました。江戸から100里もいったところで旅人の話のとおり、ひとつめの女の子を見つけます。「おいで、おじさんがいいものあげるから」とつかまえようとしますが、「あーん おかあちゃーん!」女の子の大声を聞きつけた人がたくさん追いかけてきて・・・とうとう捕まった男、引き立てられた奉行所でひょいと顔をあげ周りを見ると・・・なんと、自分以外みんなひとつめ!?場所が変われば「見世物にされる」立場が逆転してしまうこわさとおもしろさ。せなけいこさんの描くおばけ絵本は小粋でユーモラス、かわいい貼り絵が特徴ですが、さらにお話の内容のちょっぴり不気味なところがたまらない魅力なんです。せなさんはちゃきちゃきの東京生まれ。亡きおつれあいは落語家でいらしたそう。江戸のお話が堂に入り、オチが何となく落語っぽいのもうなずけます。中表紙で「ひとつめ」の女の子が舞い、最終ページで「ふたつめ」の男が半泣きの顔で舞っているのも見どころです。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
長女が大好きなせなけいこさん。
みせもの屋が新しく見せ物になるものを探していると、目が一つしかない”ひとつめの女の子がいる”という噂を聞きます。
噂通り一つ目の女の子を見つけたみせもの屋は一つ目の女の子をさらおうとしますが、見つかってしまい…。
悪いことをしてはいけないよ、という教訓をせなけいこさんらしいユーモアを交えて描いた楽しいお話です。(tori.madamさん 30代・大阪府 女の子7歳、女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】