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[日販商品データベースより]
「社内でトラブルばかり起こす社員がいる」
「どれだけ教えても仕事を覚えてくれない」
こうした悩みは、多くの経営者や管理職が抱えています。
現場では一生懸命働いている社員がいる一方で、同僚と摩擦ばかり起こしたり、ルールを守らなかったり、突然休んだりする社員がいると、職場の雰囲気は大きく乱れてしまいます。
真面目に働いている社員ほど負担が増え、「なぜ自分ばかり頑張らなければいけないのか」と不満を感じるようになります。
それでも会社は簡単に対応することができません。
日本の労働法制では、会社が一方的に社員を解雇することは容易ではないからです。
対応を誤れば、訴訟や労働紛争に発展することもあります。
最近ではSNSで会社の悪口を書かれる、いわゆるリベンジポスティングのようなトラブルに発展することもあります。
会社とは、共通の目標を実現するためのチームです。
会社の理念や方向性に共感できないまま同じ組織に居続けることは、会社にとっても、本人にとっても決して幸せなことではありません。
会社と社員の双方にとって不幸な状態を長引かせないために、経営者や管理職がやるべきことは、問題社員を放置することなく、指導を通じて改善の可能性を探ることです。
そうすることで、成長する社員は成長し、会社に合わない社員は自ら別の道を選ぶことになります。
この対応は、決して誰かを排除するためのものではありません。
むしろ、組織を健全に保ち、働きがいのある職場をつくるために必要な労務マネジメントの1つの考え方です。
本書では、できるだけ紛争を起こさず、会社と社員の双方にとって不幸な状態を長引かせないための取り組みを解説します。
問題社員を円満退社へ誘導する声かけから、リベンジ退職の対策、困った社員を採用しない仕組みづくりまでを紹介しています。