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[日販商品データベースより]
法学部に入学した学生は、教養科目として「国際政治のグローバル化」、「経済のグローバル化」、「情報社会のグローバル化」……といった科目を受講する機会がある。しかしこれに対する法学側の姿勢は、「いきなり先端的な問題に目を奪われず、憲民刑を中心とする実定法科目の体系的学習に沈潜せよ。現代的な問題は、2年ぐらい学び基礎を固めた
後で考えよう」といった教育メソッドで対峙するのが典型ではなかったか。こうした姿勢が法学の学習を色褪せたものしてしまい、分野ごとの発想を固めてしまうことで、法学そのもの魅力を損なったのではないか。
そうした反省のもとで、本書は法のグローバル化を入門的に語る教科書として編まれた。
法のグローバル化は何をもたらしているのか、それを乗り越えるためにどのような方向性がありうるか、学習者に考える楽しさを味わってもらえる構成とし、既存の法学の理解にも資する教科書を目指した。