- 風土記の歴史
-
人びとがつむぐ地域のすがた
歴史文化ライブラリー 635
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2026年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784642306355
[BOOKデータベースより]
奈良時代の地誌、風土記。地名や物産・伝承など、収載内容から編纂背景や特徴を探る。和歌の解釈などに利用された中世から、近世の風土記研究・出版による普及を経て現代まで、一三〇〇年の歴史を辿り魅力に迫る。
「風土記」への誤解―プロローグ
風土記をつくる 古代の地方とことば(風土記ができるまで;風土記撰進官命をよみとく―地域の「現在」と「過去」;編纂者の視点;国司の風土記利用)
風土記をつかう 中世の歌と引用(歌の世界における風土記;注釈、縁起における風土記利用)
風土記をよむ 近世の学問と出版(風土記、「再発見」;風土記「研究」のはじまり;「風土記は、いと尊き物なるに…」―本居宣長と風土記;風土記の出版―それぞれの背景;「こよみなき宝のふみ也けり」―栗田寛の風土記研究)
風土記をひろげる 近代の文学史と郷土の中で(明治期「日本文学史」における風土記評価;郷土・民俗学と風土記;「郷土愛」と風土記)
風土記をつなぐ―エピローグ
奈良時代に日本各地で作成され、出雲・常陸・播磨・豊後・肥前の5ヵ国が伝わる風土記。地名や物産・伝承など、収載内容から編纂背景や特徴を探る。『万葉集』などの解釈や寺社縁起に利用された中世から、江戸時代における再発見と研究の発展と出版、明治以降の民俗学などへの活用を経て現代まで、約1300年にわたる歴史を辿りその魅力に迫る。
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