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[BOOKデータベースより]
「新生」は社会的生の死と引き換えに、彼がそこから生まれたあの書物の世界へと再びネルヴァルを送り返す。
序論 ファンタスムから自伝へ
[日販商品データベースより]第1章 ファンタスムとエクリチュール(エクリチュールの源泉(「花」と「星」);エクリチュールの誓い;「母」(喪の病について);ナルシシスム;ファンタスムとしてのエクリチュール/記念碑としてのエクリチュール;記憶とエクリチュール)
第2章 エクリチュールのシナリオ(詩人の城;詩人の養成(恋と読書);失われた文字/手紙;円環の時間;新生の計画「シルヴィ」)
第3章 ネルヴァルの新生(黒い太陽;廃嫡者(新生の赤いエクリチュール);断絶;「作品」に向けて;執筆の動機について)
第4章 『オーレリア』1 構成の問題(フィクションとしての作者;断絶;分身について;フェルマンの意見;自伝的エクリチュール(分離―回収され得ない「わたし」);レエクリチュール;体験の一般化;イロニー)
第5章 『オーレリア』2 記念碑としての「メモラブル」(最後の行程;「作品」の遺贈としての「メモラブル」;「メモラブル」読解のための三つの記号;総括(最後の行程);ムネモシュネーへの祈り;作家の死)
「原宏之とネルヴァルについて語りあう機会を持てなかったことが口惜しくてならない」。ネルヴァル研究の第一人者である野崎歓が語る本書は、原が1996年に著した修士論文である。テーマは、生きることが書くことにほかならなかった19世紀の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの作品と人生。記憶とエクリチュールの関係について、実証的な文学研究の手法により作品群、資料を精読して仮説の証明を試み、哲学・思想の立場からネルヴァル晩年の人生と作品の関係を分析した力作。難解と言われる絶筆『オーレリア』を主たる対象とした若き著者の、熱情溢れるひたむきな学究の書。