- 「差別はいけない」とみんないうけれど。 増補改訂版
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- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2026年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022621153
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[BOOKデータベースより]
なぜ差別はなくならないのか?誰もが一度は抱く問いに「自由主義」と「民主主義」の矛盾から切り込む。差別を生み出す政治的・経済的・社会的背景に迫る、多様性の時代の必読書。文庫化に際し、大幅な修正を施して新たに「道徳的にも弱い私たち」も加筆。
まえがき みんなが差別を批判できる時代 アイデンティティからシティズンシップへ
[日販商品データベースより]第一章 ポリティカル・コレクトネスの由来
第二章 日本のポリコレ批判
第三章 ハラスメントの論理
第四章 道徳としての差別
第五章 合理的な差別と統治功利主義
第六章 差別は意図的なものか
第七章 天皇制の道徳について
あとがき ポリティカル・コレクトネスの汚名を肯定すること、ふたたび
増補 道徳的にも弱い私たち 文庫版あとがきに代えて
「多様性を尊ぶ自由主義」と「統合を求める民主主義」。この二つの論理がぶつかり合う克服できない対立の中に、現代社会が抱える問題の核心が潜んでいます。誰もが一度は考えたことがある「なぜ差別はなくならないのか?」という問いに、本書は徹底的に切り込みます。アイデンティティとシティズンシップの緊張関係を丹念にひも解きながら、善悪二分法やスローガンの応酬を超え、SNS・運動現場・メディアでの言葉の衝突を鋭く読み解きます。本書の特色は、「反発」「反感」を手がかりに差別を生む政治的・経済的・社会的背景を浮かび上がらせる点にあります。ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)やハラスメントの論理を通じて、差別と正義の言説構造を批評的に検証します。 単行本発売後から「単純化を拒む刺激的な問い」を投げかける作品としても高く評価されており、「読む者に覚悟を迫る一冊」などとも言われています。そんな本書の文庫化にあたり、新章を加筆。哲学者・千葉雅也氏の解説も収録し、アイデンティティ・ポリティクスとシティズンシップの対立構造が、より立体的に読める形で甦ります。