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[日販商品データベースより]
近年、アートをテーマとした漫画やアニメが大きな話題となっています。
こうした人気の背景には、「人はなぜ絵を描くのか?」「なぜアートが必要なのか?」といった永遠の問いへの欲求が隠されているようです。
内田れいなの漫画『はじまりはクロマニヨン』は、絵画の起源とされる「洞くつ」壁画を題材に、クロマニヨンの主人公レイナが様々な困難にぶつかりながらも、画家として成長していく物語。今回の第2巻では、同じ悩みを持った同世代の「画家の卵達」と出会っていきます。 自然の猛威や、大人が決めた「洞くつ」壁画のしきたりや権力の構造……そんな厳しい現実を知った上で、「画家の卵達」が自由に描く様子や、彼らなりの考え方と生き方に触れて、レイナは新しい価値観に刺激を受けていきます。「絵を描くことが好き」から「描くことの本質」へと少しずつ向かっていくのです。
この漫画はデジタルでも、ペンでもなく、鉛筆で描かれており、その質感とトーンは原始時代の洞くつや暗闇をリアルに表現しています。また、主人公レイナのモデルは、画家・内田自身ですが、そのことで内田は、原始時代と現代とをつなぐ「画家の物語」という数万年の美術史を貫く壮大なテーマに挑んでいます。
主人公レイナが、悩み、苦しみながらも、仲間とともに苦境を乗り越えていくさまは、絵を志す者だけでなく、困難な現代を生きていく私たちに、たしかな希望と勇気を与えてくれるでしょう。