- 氷見敦子全詩集
-
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863857018
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[日販商品データベースより]
<没後40年>
生命の火が燃え尽きる直前まで、詩の高みをめざして闘い続けた夭折の詩人、氷見敦子。
没後40年の今ここに甦り、新たな詩の未来を開示する。
ここが わたしにとって
最終的な場所なのだ という記憶が
静かに脳の底に横たわっている
氷見敦子は1985年、30歳の若さで皆に惜しまれつつ逝去した。七回忌に刊行された『氷見敦子全集』掲載の詩に、このたび発見された未発表詩2篇、小説2篇を加え、新たな一冊として現代に問う。その硬質な詩の言葉を読み解く8人の詩人の寄稿・解説と、弟・氷見進氏による貴重な証言も併せて収録。
氷見敦子の壮大な悪夢・異夢には暗黒を噛み砕き、呑み込んでいこうとする意思がちらついている (井坂洋子)
詩人の生きた航跡を詩の言葉で辿るのは、私自身が生きてやがて死んでいくことを辿る感覚に等しかった (川口晴美)
詩と死とを向かい合わせる場で格闘した詩人の足跡が、消えるどころか、むしろ鮮やかさを増して改めて出現する (蜂飼耳)
詩人は見えない何かを察知し、飲み込み、超現実的な言葉にそれを乗せて送り出しているのではないか (氷見進)
━寄稿「氷見敦子のこと」より
解説・近藤洋太 年譜・解題も収録