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[BOOKデータベースより]
多様に発展をつづける現代心理学。その起源から流れをくだる40章。イェール大学出版局「リトル・ヒストリー」シリーズ。
はじめに―ギリシャ人とガレノスと東洋の影響
[日販商品データベースより]進化する科学―デカルトからダーウィンまで、心についての考え方
フィニアス・ゲージの伝説―神経心理学のはじまり
精神物理学と初期の心理学―心の能力を測定する
無意識―フロイトと精神分析学者
生得主義者の説―初期の知能テストと優生学の出現
行動主義心理学者の挑戦―刺激反応による学習、生得説との対立
職場の心理学―初期の応用心理学、ホーソン研究、人間関係モデル
試される時代―計量心理学産業のはじまりとパーソナリティ検査の手法
社会生活の理解―社会心理学の父:オルポートとヴント
ゲシュタルト学派―全体の印象は部分の総和とは異なる
ふたりのポスト・フロイト派―ユング、集合的無意識、アドラーの個人心理学
行動主義の根づき―オペラント条件づけ、スキナーのすばらしい新世界
発達する精神―ピアジェ、ゲゼル、ヴィゴツキーの育児論
失われた環―欲求と動因による動機づけの説明とマズローが挑んだこと
人間主義運動―人間を全体として見ることの重要性
心理学、戦争に行く―ターニングポイント:応用心理学と軍事研究
ナチズムを解き明かす―攻撃性についての精神分析的および生物学的説明
同調と黙従―アッシュとミルグラム
心の逆襲―ミラー、ブルーナー、ナイサー:認知アプローチの推進者たち〔ほか〕
複雑すぎて面白い。心のしくみも、それを探る営みも。
さまざまなアプローチ、 方法論あり、 学説、 流派あり。
けっしてひとすじ縄ではいかない「こころの科学」史
「心理学発展の通史はえてして退屈で読みづらいものだが、本書はその対極にある傑作だ。心理学の世界へ魅力的で楽しい入門を求めているすべての人に心から推薦する」〓〓ロバート・スターンバーグ(米国コーネル大学心理学教授)
パブロフの犬から、ミルグラムの電気ショックの実験、CIAによる精神支配の秘密プロジェクト、さらには心理学界に新風をもたらしたポジティブ心理学まで……心理学のガイド役として英国を中心に活躍するヘイズが、東洋や世界各地にも目を配りつつ繰り広げる、心理学発展の物語。ユング、フロイト、ファノン、カーネマンといった主要な思想家にくわえ、劣等感、PTSDといった心理学の主要概念への理解も深まる一冊。
心理学はその歴史をつうじて、より豊かに、より意味深く、より多様なものになった。手法の多様性こそが心理学の力である。
そして、その力は、受容性を高め、人間の多様性を取りいれることによってのみ、さらに強化される。(本書 最終章=第40章より)