- 北海道ちほく高原鉄道
-
薄命の第三セクター鉄道
RMライブラリーRM LIBRARY 306
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2026年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784777055999
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[日販商品データベースより]
第三セクター鉄道の「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」は、もともと網走本線として根室本線の池田から分岐し野付牛(現在の北見)を経由して網走までを結ぶ国鉄の幹線として、明治時代末期に開通しました。昭和に入って石北本線により旭川〜北見間が最短ルートで結ばれると網走へのルートはそちらが主力となり、池田〜北見間は池北線として分離されました。
国鉄時代の1980年代に池北線は特定地方交通線に指定され、廃線か経営分離かの選択を迫られましたが、JR化後の1989(平成元)年に第三セクター鉄道に転換、「北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」として再出発しました。
北海道では唯一の第三セクター鉄道として注目され、路線名にちなみ松本零士氏作の「銀河鉄道999」のラッピングを一部車両に施すなどで話題を集めましたが、経営不振により開業17年後の2006(平成18)年には廃止、今となっては営業期間よりも廃止後の方が長くなっています。
【内容(目次)】
巻頭グラフ 池北線からふるさと銀河線へ
はじめに
1.網走本線〜池北線
1.1 池田〜淕別〜野付牛間開業
1.2 石北線開業前の網走本線
1.3 石北本線の開業
1.4 戦時中の川上駅
1.5 戦後の網走本線
1.6 1961年に池北線に改称
1.7 国鉄・JR時代最後の姿
2.北海道ちほく高原鉄道
2.1 第2次特定地方交通線最後の転換
2.2 省力化を実施
2.3 基金の枯渇が廃止の引き金
2.4 最終営業日〜2006(平成18)年4月20日
3.沿線・施設
3.1 ふるさと銀河線乗車記 2006年1月8日
3.2 各駅の紹介
4.車両
5.廃線後のふるさと銀河線
5.1 北見〜置戸間
5.2 置戸〜陸別間
5.3 陸別〜足寄間
5.4 足寄〜池田間
おわりに