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[日販商品データベースより]
中教審の教育課程部会「論点整理」をはじめとして、総則・評価特別部会「検討資料」、ワーキンググループの資料などに基づき、2030年に実施される次期学習指導要領改訂に係る「最新の審議内容」を徹底解説!
「高次の資質・能力(中核的な概念等)」「情報活用能力」「探究的な学び」「調整授業時数制度」「裁量的な時間」「総合・情報領域」「脱『教科書網羅主義』」「高校入試の在り方」など、教育関係者必見の1冊!
本書の概要
2024年12月に行われた中教審への諮問を受けて、次期学習指導要領の改訂審議が進んでいます。そこで本書では、教育課程部会「論点整理」(2025年9月25日)だけでなく、総則・評価特別部会「検討資料:目標・内容の構造化・表形式化等」(10月14日)など、「次期学習指導要領改訂に係る最新の審議内容」をわかりやすく解説します。
2025年10月14日に公表された総則・評価特別部会「検討資料:目標・内容の構造化・表形式化等」によると、「論点整理」において「中核的な概念等」とされていた用語が、「高次の資質・能力」(「知識及び技能に関する統合的な理解」と「思考力、判断力、表現力等の総合的な発揮」の総称)に改められています。
これは、「新たな用語の提起には慎重であるべきとの指摘もあり、現行との連続性を感じられる書きぶりとすることが重要」との判断からなされたものですが、単なる用語の変更にとどまるものではありません。
端的に言えば、現行学習指導要領における「資質・能力」との関連がわかりにくかった「中核的な概念等」を「高次の資質・能力」とすることで、「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」との関係性を明確にしたものだと言えます。
このことからもわかるように、9月に公表された「論点整理」を読み解くことに加えて、その後どのようなことが審議されているか「最新の審議内容」も併せて読み解くことが、次期学習指導要領の改訂内容をより深く理解するうえで欠かせないということです。
そこで本書は、そうした最新情報を盛り込みながら、以下に挙げる「40の核心テーマ(Question)」に基づいて徹底解説します。