- 大災害と相対的トラウマ
-
出来事がいかにその人に生きられてきたのか
ナカニシヤ出版
関西学院大学震災の記録プロジェクト金菱清[ゼミナール]- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784779519048
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[BOOKデータベースより]
悲しみは一生消えない、それでも肉親の死に寄り添いながら共に生きて行く…。震災によるトラウマを、個人の主体的な「生き方」の物語として捉え直す。東日本大震災、阪神・淡路大震災、熊本地震、能登半島地震。学生たちのフィールドワーク。
第1部 東日本大震災(美的悲哀の苦しみ 東日本大震災の桜と星空;トラウマの中で共に生きる 大川小学校の悲劇と愛娘;出来事の前としてのトラウマ 津波の去った後で安心して悲しむ;招き入れた/巻き込まれたトラウマ 原発事故の自主避難をめぐって)
[日販商品データベースより]第2部 阪神・淡路大震災(トラウマのナラティブ(物語)化 阪神・淡路大震災の消防士の矜持を支えた一枚の絵;花を咲かせる運動と集合的記憶 仁川地すべりの記憶をつなげるもの;運命を引き寄せる 長田ケミカルシューズと在日コリアン)
第3部 熊本地震と能登半島地震(ブリコラージュ的トラウマの逓減法 熊本地震で息子と共に生きる;祝祭と悪夢 元旦の地震と能登の再生をかけて)
悲しみは一生消えない、それでも肉親の死に寄り添いながら共に生きて行く……
東日本大震災、阪神・淡路大震災、熊本地震、能登半島地震
学生たちのフィールドワーク
震災によるトラウマを、個人の主体的な「生き方」の物語として捉え直す。
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●編者紹介
金菱 清(かねびし きよし)
関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学博士。現在、関西学院大学社会学部教授(2020年3月まで東北学院大学教養学部地域構想学科教授)。専攻は環境社会学・災害社会学。『3.11慟哭の記録――71人が体感した大津波・原発・巨大地震』(編著、新曜社、2012年、第9回出版梓会新聞社学芸文化賞)、『震災学入門――死生観からの社会構想』(ちくま新書、2016年)、『私の夢まで、会いに来てくれた――3・11亡き人とのそれから』(編著、朝日新聞出版、2018年)、『3.11霊性に抱かれて――魂といのちの生かされ方』(編著、新曜社、2018年、令和元年度社
会調査協会賞(優秀研究活動賞))、『災害社会学』(放送大学教育振興会、2020年)、『震災と行方不明――曖昧な喪失と受容の物語』(編著、新曜社、2020年)、『永訣――あの日のわたしへ手紙をつづる』(編著、新曜社、2021年)、『災害の記憶を解きほぐす――阪神・淡路大震災28年の問い』(編著、新曜社、2023年)、『五感でとらえなおす阪神・淡路大震災の記憶』(編著、関
西学院大学出版会、2023年)等、著書多数。