大般涅槃経口決 卷七

日蓮聖人口決集　

国書刊行会
松本修明　

• 価格: 14,300円（本体13,000円＋税）
• 発行年月: 2025年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784336078254

内容情報

[BOOKデータベースより]

章五　迦葉菩薩品第二十四之二（巻三十二）摂折涅槃用（品序；答結問。歎理深・簡疑執；断善見。更出其人・明起見・能断善根；明生善。双明中道生善・単明中道・単明生善）
章五　迦葉品第二十四之三（巻第三十三）摂折涅槃用（品序；弁行法。修行・通別・名体・人数・結住　ほか）
章五　迦葉品第二十四之四（巻第三十四）摂折涅槃用（品序；単明生善。一番・二番　ほか）
章五　〓陳如品第二十五之一（巻三十五）摂折涅槃用（品序；入文判釈）
章五　〓陳如品第二十五之二（巻三十六）摂折涅槃用（品序；第六外道。論義・帰伏　ほか）

[日販商品データベースより]

日蓮聖人が晩年に身延山中で六老僧や直弟子に、法身の常住や「一切衆生悉有佛性」を説く『大般涅槃経』の真髄を講説した口決集。『法華経』を中心とする『法華玄義口決』（第一回配本、全５巻）、『法華文句口決』（第二回配本、全６巻）が日蓮教学の骨格であり、『大般涅槃経』は天台教学と日蓮教学の違い（台当違目）を明確に述べ、四箇格言（念仏無間・禅天魔・真言亡国・律国賊）の論拠とおぼしき要句を示す実践方法論。四阿口決の「開目抄・観心抄口決」など12の重要口決と、1078の「御義」を収録。日蓮聖人遺文に引用される有名譬瑜の大半の出典は『大般涅槃経』であり、譬瑜についての日蓮聖人の「御義」が興味深い。

四阿口決の「開目抄・観心抄口決」など12の口決と、1078の「御義」を収録する第三回配本（全7巻）のうち、巻七には、?陳如品第二十五（御義四二）を収録する。