制度・戦略・組織の理論の潮流

中央大学経済研究所研究叢書　８５

中央大学出版部
咲川孝　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2025年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784805722794

内容情報

[BOOKデータベースより]

制度の観点から、制度そのもの、戦略、組織を理論的に考察する。

第１部　制度の理論の潮流（企業集中と人的結合規制―人的結合へのカルテル・コンツェルン規制の関連から；中国企業の対外直接投資とその特殊的優位；地球環境リスクに対する動態的経営管理の構築；損害保険大手４社による共同保険とカルテル問題―３大金融持株会社の共同保険による価格調整問題）
第２部　制度と戦略（プラットフォームと環境；台湾半導体産業の変容と牽引力）
第３部　制度と組織（中国式経営と日本的経営の比較―「奮闘」と「愚直」の考察―；インドネシア・バリ島の社会文化、組織文化、そして制度）

[日販商品データベースより]

本書は、中央大学経済研究所、現代企業制度研究部会の活動の成果である。制度は、経済や経営を議論、研究する際にきわめて重要であり、本研究部会は制度をキーワードとして、様々な専門分野 の研究者が参加して、研究をしてきた。本書では、制度の観点から、制度そのもの、戦略、組織を理論的に考察する。第�T部は、制度の理論の潮流であり、ガバナンス、法律、海外投資、会計の観点から執筆されている。第�U部は、制度と戦略であり、戦略の観点から執筆されている。第�V部は、制度と組織であり、組織文化、中国における組織に関しての研究である。