この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 霊査の古代史5 伊勢神宮・前史編2
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2026年04月発売】
- 夜明けのハントレス
-
価格:2,035円(本体1,850円+税)
【2026年02月発売】
- 新・法律学の基礎技法U 実践編
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2026年03月発売】
























[日販商品データベースより]
驚愕瞠目の「鴎外」論
『舞姫』が『青年』が『雁』が『山椒大夫』が『澁江抽齋』が脱構築され現前化する。鴎外は、男女の恋愛、夫婦の性愛の関係性を、決して「観念」としては捉えない。恋愛主体となって肉体に対する感応をもって、主体と客体との区別がつかない関係性を構築し、言説化している。本書は、既婚者である筆者(恋愛主体)を含めた市井に生きる夫婦間における性愛行為の「愛のディスクール」を、鴎外の小説群から読み解いてゆくものである。「わたしは、真の独自性の場が、相手にもなければわたしにもなく、二人の関係にこそある」とロラン・バルトは言った。吉本隆明はバタイユ論において「人間の性行為は、醜悪で、卑猥で、隠したくて仕方がないところに付いた器官を使って行われる。それなのに人間は性交で快美の極限を体験する」と言った。バルトから50年、鴎外から100年の時を経て、「愛のディスクール」における「恋愛」の「観念」はいかなるものなのか、を見届けようとする試み。