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[BOOKデータベースより]
近代ヨーロッパの一大思潮は日本に何をもたらしたのか。40名の知の群像からひもとく「新カント派」の豊潤な展開。
序章 近代日本における新カント派受容史の再構築に向けて
[日販商品データベースより]第1部 前史―新カント派の哲学(バーデン学派の文化科学論―ヴィンデルバント・リッカートの系譜;桑木厳翼とベルリンの哲学)
第2部 大正期―受容と定着(ベルリンの左右田喜一郎;超越的場所―西田幾多郎におけるリッカート価値哲学への応答;『永遠平和のために』と『ドイツ国民に告ぐ』―朝永三十郎とその時代;田邊元における「弁証法」の形成―「文化」を手がかりとして;大正期における文化論争と土田杏村のプロレットカルト論;土田杏村『象徴の哲学』と西田幾多郎―あるいは「京都学派」前史)
特別寄稿 なぜリッカートなのか?―一九一〇・二〇年代日本における新カント派の受容について
第3部 昭和期―展開と継承(新カント派哲学者としての三木清―リッカート哲学の影響;牧口常三郎の価値哲学とそのコンテクスト―科学的教育学という構想の思想史的位置づけ;横光利一における「唯心論」と「唯物論」―「機械」をめぐって;河合栄治郎の理想主義哲学とファシズム批判;近代日本の価値哲学における政治の概念―南原繁の政治哲学の思想史的位置をめぐって;ヴィルヘルム・ヴィンデルバントと南原繁―ドイツ帝国と帝国日本のプラトン解釈)
終章 近代日本における新カント学派受容史研究の対象と方法―国際/グローバル文化交流研究からの考察と展望
19世紀後半のドイツでカントの批判哲学の復興を志向し、成立した「新カント派」。
近代日本でも西田幾多郎らにより実践され、学界は勿論、大正デモクラシーなどで社会にも大きな影響を与えた。
本書は国内外40名の人物から近代日本における「新カント派」の展開を一望する。