驚嘆の構造図鑑

グラフィック社
斎藤公男　多田脩二　小西泰孝　鈴木啓　山田　憲明　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2025年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784766140705

内容情報

[BOOKデータベースより]

鉄筋コンクリートは植木職人が偶然発見した？パンテオンは１８００年以上の間、世界一の規模を誇った？構造技術から読み解く建築４５００年の歴史。

古代（世界最古の石造建造物　サッカラのピラミッド；石造による柱・梁構造物　パルテノン神殿　ほか）
中世（海の中に建てられた大鳥居　厳島神社の大鳥居；日本最大の山門　東大寺南大門　ほか）
近世（サポートなしで建設された大空間　サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂；日本が誇るアーチ橋　錦帯橋　ほか）
近代（鉄とガラスによるプレファブリケーション　クリスタル・パレス；石工軍団の夢と挑戦　通潤橋　ほか）
現代（素材と構法を極限まで突き詰めた名作とカーテンウォール　ファンズワース邸／レイクショア・ドライブ・アパートメント；いのちをつなぐグッドデザイン　ケルンのダンス場　ほか）

[日販商品データベースより]

構造技術から読み解く
建築4500年の歴史

◯ローマ・パンテオンは1800年以上の間、世界一の規模を誇った？
◯鉄筋コンクリートは植木職人が偶然発見した？
◯ドーム建設で人類を悩ませ続けたスラストとは？

人間の歴史は、建築や構造物の歴史ともいわれますが、それは「構造技術の歴史」ともいえるでしょう。古代から現代までの建造物の数々を「構造技術」をめぐる視点から読み解くと、いままで気がつかなかった普遍的価値、しくみやしかけを構想した匠やエンジニアたちの知力や情熱の高さに驚かされるはずです。　　
ーー斎藤公男（日本大学名誉教授）