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[日販商品データベースより]
植民地朝鮮・ソウルの下町、清渓川の川辺に生きる市井の人々を活写する、全五十章の壮大なパノラマ。精緻な描写で庶民の哀歓を綴った韓国近代文学の金字塔、待望の新装復刊!
『川辺の風景』は小説家・朴泰遠の代表作。ソウルの中心部、朝鮮人庶民の住む地域、清
渓川の川辺を舞台に、庶民の哀歓を生き生きと描いた。川中の洗濯場での女たちの噂話に始まり、噂された者が次の章の登場人物となり、またその人物が目撃し、噂し、あるいは関係する人物が次の章で描かれる。特定の主人公はいないが、登場人物はすべて川辺に住む庶民たちである。『川辺の風景』は南北分断後、韓国では「越北作家」の作品として読まれる機会がなかったが、88年の解禁後キップンセム社から出版され、再評価が進んだ。05年には本書の舞台となった清渓川の復元が完成し、改めて注目される。朝鮮文学の白眉であり、キョンアリ(ソウルっ子)派作家の金字塔として、ながく読みつがれるべき作品である。