首長墓系譜の再検討

六一書房 八木書店
古代学研究会　太田宏明　田中晋作　上田直弥　岩本　崇　

• 価格: 5,500円（本体5,000円＋税）
• 発行年月: 2025年11月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784864451918

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　拡大例会シンポジウムの記録集（開催趣旨；古墳時代の政権構造と首長墓系譜；埋葬施設からみた古墳時代前期・中期の首長墓系譜　ほか）
第２部　各地における首長墓系譜の分析（九州地域の首長墓群―埋葬施設からみた九州中・北部地域の首長墓系列―；横穴式木室にみる集団性と首長層の地域交流；東海地方の横穴墓における首長墓系譜　ほか）
第３部（総括）

[日販商品データベースより]

古墳時代では、歴代の首長が一定の範囲に墳墓を営む状況がみられ、これが首長墓系譜と呼ばれてきた。本書は、各地の首長墓系譜の中で墳丘築造企画、副葬品組成、埋葬施設構造がどのように継承されていたのか検討を行い、そこから古墳時代における首長位の継承の問題に迫ったものである。古代学研究会2022年度拡大例会シンポジウムをもとにした成果報告書。