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激動の時代を越えて
幻戯書房 赤尾光春 原田義也
点
復権する「ウクライナ文化」その実践のダイナミズムを捉えウクライナの国民意識の核心に迫る!ロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれ、複雑な歴史形成を余儀なくされてきた国ウクライナ―民俗、習慣、言語活動、文学、音楽、芸術の諸領域におよぶウクライナの文化実践の動向を学際的に考察。「ロシア世界」からの解放へと向かうウクライナ文化の最前線を総展望する、本格的なウクライナ文化論集。
第一部 「ロシア世界」との決別―ウクライナの脱植民地化に向けて(故郷の境界を拡大する―私たちすべてのための物語;帝国主義、覇権、ロシアのウクライナ侵攻;「どこにもいない国民」を地図化する―「帝国的知」の有害な魔力と脱植民地化の課題)第二部 ウクライナ文化の源流を辿る(ザスラーウシケィイ公の世界修復論;ヘチマン国家時代から十九世紀前半におけるウクライナの表象形成と歴史観;言語の禁止に抗して―二つの帝国下におけるウクライナ文化人の連携)第三部 芸術に見るウクライナ精神の系譜(歌が織りなす共同体―ウクライナの歴史と民謡の力;ウクライナ映画を立体的に見る―オレフ・センツォフとセルゲイ・ロズニツァを軸として;戦時の美術表現―現代ウクライナ作家の軌跡)第四部 抵抗としての詩作と笑い―戦時下の文芸と娯楽(影の劇場―戦時下における詩の読解と翻訳;戦争を生き抜くための言葉―二〇二二年二月二十四日以降に書かれた詩をめぐって;ロシア・ウクライナ戦争と笑い)第五部 言語とアイデンティティ―対ロシア戦争とウクライナ「国民」の誕生(ロシアによるウクライナ侵攻の言語的背景;言語は戦争と関係があるのか?―ウクライナ東部からの避難民のナラティヴに見る言語とアイデンティティ交渉;ウクライナ人とは誰か―侵略を受けて変化するアイデンティティ認識)
復権する「ウクライナ文化」その実践のダイナミズムを捉えウクライナの国民意識の核心に迫る!内外22名の論者による学際的考察が明かすウクライナ文化の真相ロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれ、複雑な歴史形成を余儀なくされてきた国ウクライナ――民俗、習慣、言語活動、文学、音楽、芸術の諸領域におよぶウクライナの文化実践の動向を学際的に考察。「ロシア世界」からの解放へと向かうウクライナ文化の最前線を総展望する、本格的なウクライナ文化論集。
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[BOOKデータベースより]
復権する「ウクライナ文化」その実践のダイナミズムを捉えウクライナの国民意識の核心に迫る!ロシアとヨーロッパのはざまで引き裂かれ、複雑な歴史形成を余儀なくされてきた国ウクライナ―民俗、習慣、言語活動、文学、音楽、芸術の諸領域におよぶウクライナの文化実践の動向を学際的に考察。「ロシア世界」からの解放へと向かうウクライナ文化の最前線を総展望する、本格的なウクライナ文化論集。
第一部 「ロシア世界」との決別―ウクライナの脱植民地化に向けて(故郷の境界を拡大する―私たちすべてのための物語;帝国主義、覇権、ロシアのウクライナ侵攻;「どこにもいない国民」を地図化する―「帝国的知」の有害な魔力と脱植民地化の課題)
[日販商品データベースより]第二部 ウクライナ文化の源流を辿る(ザスラーウシケィイ公の世界修復論;ヘチマン国家時代から十九世紀前半におけるウクライナの表象形成と歴史観;言語の禁止に抗して―二つの帝国下におけるウクライナ文化人の連携)
第三部 芸術に見るウクライナ精神の系譜(歌が織りなす共同体―ウクライナの歴史と民謡の力;ウクライナ映画を立体的に見る―オレフ・センツォフとセルゲイ・ロズニツァを軸として;戦時の美術表現―現代ウクライナ作家の軌跡)
第四部 抵抗としての詩作と笑い―戦時下の文芸と娯楽(影の劇場―戦時下における詩の読解と翻訳;戦争を生き抜くための言葉―二〇二二年二月二十四日以降に書かれた詩をめぐって;ロシア・ウクライナ戦争と笑い)
第五部 言語とアイデンティティ―対ロシア戦争とウクライナ「国民」の誕生(ロシアによるウクライナ侵攻の言語的背景;言語は戦争と関係があるのか?―ウクライナ東部からの避難民のナラティヴに見る言語とアイデンティティ交渉;ウクライナ人とは誰か―侵略を受けて変化するアイデンティティ認識)
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