- ニュートン先生の死とは何か講義
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784315529760
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- その<男らしさ>はどこからきたの?
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年08月発売】
- SREの知識地図
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年09月発売】
- インテリジェンスの基礎理論
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年04月発売】
- たった2日でマスターできる iPhoneアプリ開発集中講座 2024ー2025
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2024年11月発売】
- 日本国家経営論 トランプ時代の日本経済と政治
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年03月発売】





























[日販商品データベースより]
「死」は,多くの人にとって,なるべく遠ざけておきたいものでしょう。しかし,生あるものには必ず「死」が訪れ,逃れることはできません。なぜ生き物は死ぬのでしょうか? なぜ永遠に生きていることができないのでしょうか?
生物はもともと,自ら分裂して増殖(無性生殖)する「1 倍体生物」しかいませんでした。つまり,生物が誕生した当時,「死」は存在しなかったのです。ところが,進化の過程で,雌雄が合わさって増殖(有性生殖)する「2倍体生物」があらわれました。分裂して増殖するだけの1倍体生物とことなり,2倍体生物は雌雄の遺伝子が混ざり合うため,ことなる性質をもつ個体が誕生します。つまり,「寒さに強い」とか「体が大きい」などの多様性が生まれるのです。
個体が成長すると,親は死にます。しかし,少しずつ性質のことなる遺伝子を残し,多様性を増すことができれば,たとえば急激な環境の変化がおきたとき,それに対応できる遺伝子をもつ個体は生き残ることができ,種の絶滅を防ぐことができます。生物を取りまく環境は常に変化し,その変化に耐えられなければ,生物は絶滅してしまいます。つまり,死は生命をつなぐための“戦略”であり,生物が進化していくための原動力ともいえるのです。
本書は,「死とは何か」を,科学的な視点でひもといていくニュートン先生の講義です。この本を読めば,今まで見えなかった「死」についての新たな側面が見えてくることでしょう。