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[BOOKデータベースより]
古染付と祥瑞は、十七世紀前半に中国・景徳鎮民窯で焼造され、日本に将来された染付磁器です。古染付は鈍い発色の青い文様が描かれた余白の多い自由奔放な器。一方、祥瑞は鮮烈な青色の精緻な文様が器面を覆う華やかな器。両者の趣は異なりますが、どちらも当時の日本人に大変好まれ、茶の湯の器としても大いに用いられました。古染付が誕生しておよそ四百年。改めて古染付と祥瑞の魅力を紹介します。
総論 古染付と祥瑞―愛しの青―(林克彦)
[日販商品データベースより]古染付と祥瑞を知るための基礎用語
序章 原初の「古染付」
第1章 古染付
第2章 古染付から祥瑞へ
第3章 祥瑞
第4章 発掘された古染付・祥瑞
第5章 古染付と本歌
第6章 古染付・祥瑞を写す
染付茶碗「紀三井寺」について(善田のぶ代)
『陶説注解』補説―古染付の成形技法について(坂井咲子)
「五良大甫 呉祥瑞造」銘の解釈(新井崇之)
〈古来日本人に愛される染付磁器を総覧〉
〈古染付から祥瑞へ、その変遷をたどる〉
古染付と祥瑞は、17世紀前半に中国・景徳鎮民窯で焼造され、日本に請来したやきもの(磁器)で、日本からの注文によって制作されたと考えられています。このような中国のやきものの伝統にはない日本人好みの器は、いずれも当時の茶人たちに愛玩されました。
さらに、江戸後期の1800年頃にはリバイバルブームがおこり、現在でも人気のあるやきものの一つです。本書は、五島美術館が今秋10月28日(火)〜12月7日(日)に開催する展覧会図録を兼ねた書籍として、約130点の名品を紹介するとともに、最新の研究成果を紹介しています。