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【2010年04月発売】
[BOOKデータベースより]
長きにわたり第一線で活躍してきた植物学者が、長年の観察と研究で「イチョウ」の真の姿を解き明かす。太古から受け継がれる命の力とは?精子が水中を泳ぐ不思議な繁殖法。葉や幹の形、黄葉の美しさ。江戸・明治期の研究と日本への伝来。身近な樹木として日本人と歩んできた歴史。さまざまな角度から描かれる「イチョウ」の姿。身近な一本の木が、科学と文化をつなぐ存在であることに、読むほどに気付かされるだろう。
第1部 イチョウの樹木学(分類学から見たイチョウと、その研究史;イチョウの樹木学的特徴;ギンナン栽培の展開)
[日販商品データベースより]第2部 歴史の中のイチョウ(江戸時代に起きたヨーロッパ植物学の大発展とその日本への影響;開国前夜の幕府の混乱と明治への曙光;創世記の東京大学)
植物にあまり関心のない人でも知っている樹木といえば、サクラとイチョウでしょう。
全国各地に約50万本の街路樹が並び、寺社のご神木としても多くの巨樹が知られています。
秋には黄葉が観光の名所となり、東京・大阪・神奈川ではシンボルツリーに指定されるなど、まさに日本人に最も親しまれている木のひとつです。
しかし、その正体は意外と知られていません。
イチョウには親戚がおらず、一属一種として唯一生き残っている存在です。
恐竜時代から氷河期を経て仲間が絶滅するなかで、ただひとり現代に生き残った“特別な木”なのです。
近年、海外ではイチョウに関する本が次々と刊行され、世界的な注目が高まっています。
一方、日本の出版物には誤った記述や思い込みも少なくありません。
本書は、著者が長年の観察を通して事実を検証し、その実像に迫った一冊です。
葉や幹、根の特徴、精子が水中を泳ぐという驚きの繁殖法、さらに江戸から明治にかけての研究史なども紹介。
身近な一本の木を通して、自然科学の奥深さと探究の喜びを味わえるでしょう。
読み終えたとき、道端のイチョウがまったく違って見えてくるはずですよ。