- 加藤治郎アンソロジー 1
-
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784863856998
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[BOOKデータベースより]
未来への3歌集が1冊に!
サニー・サイド・アップ(スモール・トーク;グラス・フィッシュ;スター;オールド・ボーイ ほか)
[日販商品データベースより]マイ・ロマンサー(ウエスト・エッグ;イースト・エッグ)
ハレアカラ(十字軍;貝殻追放;NEXUS;サン ほか)
批評再録
ひとしきりノルウェーの樹の香りあれベッドに足を垂れて ぼくたち
『加藤治郎アンソロジー』シリーズの第一弾! 未来への3歌集『サニー・サイド・アップ』『マイ・ロマンサー』『ハレアカラ』が1冊に。
『サニー・サイド・アップ』の出版は一九八七年。(中略)短歌という伝統詩が生まれ変わってゆく、その最初の動きを感じさせる象徴的な一冊だった(穂村弘 解説より)。
加藤治郎の第一歌集『サニー・サイド・アップ』、第二歌集『マイ・ロマンサー』、第三歌集『ハレアカラ』に加え、岡井隆、春日井建、井辻朱美、荻原裕幸の書評を再録。解説は、穂村弘が書き下ろし。山本浩貴(いぬのせなか座)は、制作ノートを綴る。
【自選5首】
ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光」の譜面を引きあげてくる
荷車に春のたまねぎ弾みつつ アメリカを見たいって感じの目だね
たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草(いらくさ)を抱く
にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった
外苑の雪に埋(う)もれた猫の目のうすあおければまた歩きだす