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[日販商品データベースより]
2023年度中部短歌会新人賞を受賞した著者による、「女生徒」だった思春期から青春時代、そして現在まで、「性」を軸に「食」や「命」を詠った第一歌集。
淀美さんの短歌で恋愛の疑似体験ができて、枯れかけていた女の泉が湧いてきたようです
辛酸なめ子
淀美佑子さんが待望の第一歌集を纏められた。歌集名は『ツガイムスビ』。辞書では結んで両端が一対になる結び方とある。カタカナ表記から「番い」や「結び」には恋愛的なあるいは性的な男女のありようが暗示されているように読めよう。
大塚寅彦 解説より
<収録歌より>
喧騒が守ってくれる沈黙を連れて渋谷の信号わたる
助手席にそろえた膝をひらかれてサイドミラーに暮れてゆく空
降り積もる粉雪もまた重くなる執着という愛の手前で
誰かしら傷つけながら生きていて善意で豆腐を賽の目に切る
めでたしで終わる噺のその先のつがいで生きることの憂鬱
KAIKAレーベルとは……
日本最古の歌集『万葉集』から、現代短歌まで。KAIKAレーベルは、日本文学、日本語、日本文化などの専門書、学術書、一般書を主に編集・出版してきた笠間書院が、ベテラン歌人の監修のもと、現代歌人の第一歌集を刊行するために立ち上げました。上代から現代まで、あらゆる文学をつなぐ架け橋のひとつです。