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[BOOKデータベースより]
本書の目的は、企業の経営陣が、企業が生みだす経済価値を最大にするために、機関投資家と適切な対話を行う必要性について理論的な基礎を提示することである。「スチュワードシップ・コード」が2014年に公表され10年以上たったが、機関投資家の責務とされるスチュワードシップ(精神)やエンゲージメント(行動)とは何であるのかがわかりにくくなっている。本書では、企業の価値生産の主体は人的資本であり、そのため、経済価値の株主への分配を優先する企業規律が必ずしも適切でないこと、企業による対話の対象となる株主はいまや機関投資家であること、複雑化した価値観の中で利害関係者間の調整を熟議をもって解決するために、機関投資家のスチュワードシップ行動が不可欠であること、を論理的に示す。
第1部 企業論:人的資本からのアプローチ(どのように論じるか;人的資本の価値形成と、企業への働き手の関わり方;「社会」としての企業;効率性の基準:経営規律、サープラス配分、社会価値;会社と株主の関係:人的資本からのアプローチではどのように考えるか)
[日販商品データベースより]第2部 スチュワードシップ行動の理論的基礎(企業の理論:企業における経営者、従業員、株主;社会からみる「企業の理論」への拡張;投資家のスチュワードシップ行動の必要性)
第3部 エージェンシー理論から新しい対話のパラダイムへ(スチュワードシップ行動における機関投資家の種類と役割;Multiple‐objective型の意思決定に整合的な経営論;熟議におけるボードの役割)
第4部 人的資本に関わる新しい対話のパラダイム(人的資本に関わる機関投資家のエンゲージメント;機関投資家と経営者との人的資本に関する対話;熟議に求められる人材重視の開示)
企業の価値生産主体は人的資本であること、企業の対話相手は個人株主から機関投資家に変化したことを踏まえ、機関投資家のスチュワードシップ行動の必要性を論理的に示す