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価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2018年12月発売】
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【2018年12月発売】
[BOOKデータベースより]
ピアジェ理論を核にして、ニューロサイエンスと哲学の成果を結集し、リハビリテーション理論に新たな意味を吹き込む!
序章 ピアジェの「運動性知能」という現代性
[日販商品データベースより]第1章 「ピアジェの発達段階1 感覚運動期」を読み直す
第2章 「ピアジェの発達段階2 前操作期」を読み直す
第3章 「ピアジェの発達段階3 具体的操作期」を読み直す
第4章 「ピアジェの発達段階4 形式的操作期」を読み直す
終章 人間復権としてのリハビリテーション―発達理論と現代科学と哲学の統合的視座から―
◆リハビリテーション界のトップランナーが5年ぶりに世に送る、渾身の書き下ろし!
★ピアジェが新しい!
ピアジェの理論 × ニューロサイエンス × 哲学 ⇒ *新しいリハビリテーション理論
本書はジャン・ピアジェによる歴史的な心理学理論である「発生的認識論」を縦糸として、そこにニューロサイエンスと哲学の諸成果を織り込み、その共鳴を探究することによって、リハビリテーションの原理を新たな姿で浮かび上がらせようとする野心的な試みです。
その根幹となるのは、ピアジェによる「人間性」の理解、とりわけその知能の誕生と発達に関わる思考方法です。彼の残した仕事は、人間の発達過程を理解する際の理論として、今もなおいっそうその礎石とも言える価値をもっており、だからこそ、現代のニューロサイエンスや哲学の諸成果との整合性を丁寧に探りつつ、それを土台にして「回復の科学」としての新しいリハビリテーションのビジョンを描き出す探究を可能にしてくれます。
ピアジェによれば発達の本質とは、「思考と行為の質的に異なるシステムによって特徴づけられる一連の段階に沿って進行する。これはある段階から次の段階への移行は、子どもがより何かができるということだけを意味するのではなく、物事を異なったやり方でするということ」です。
ここで「ある段階から次の段階への移行」として指摘されている過程とは、まさに現代のシステム理論や、生きる環境との豊かな相互作用によって統合的に確立していく存在としての人間理解という視点から捉え直されつつあるリハビリテーションへの新たな意義とその必要性の再認識を私たちに迫る、きわめて現代的な問いかけなのです。
発達の障害を抱える子どもに教育者・支援者として向き合う人々はもちろんのこと、成人における脳損傷リハビリテーションに治療者として向き合う人々、そしてそうした人々の日々の努力によって確立していくこの国のリハビリテーションの未来のために、ピアジェ理論のさらなる理解とその活用は大きな意義をもっているのです。