- 内藤鳴雪研究
-
子規と歩んだ俳句活動
近代文学研究叢刊 78
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757611283
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[BOOKデータベースより]
第一部 子規と歩んだ鳴雪の俳句活動前期(鳴雪と子規;鳴雪と凡兆;鳴雪と蕪村)
[日販商品データベースより]第二部 子規と歩んだ鳴雪の俳句活動後期(新旧交代;鳴雪と松山版『ほとゝぎす』;鳴雪と「蕪村句集講義」)
第三部 子規没後の鳴雪の俳句活動(鳴雪と『文庫』;鳴雪と『俳諧草紙』;鳴雪と『南柯』)
結
正岡子規と相互師弟という、たぐい稀なる関係を築いた内藤鳴雪は、近代俳句の濫觴をうながす陰の功労者だった。子規たちが「蕪村」の魅力に目覚めた背景として、『蕪村句集』発見に尽力した鳴雪の執念があり、蕪村を解するにあたっては鳴雪の学識が不可欠だった。
幅広い古典的教養、しなやかな感性、誠実で寛容な人柄、公私にわたる責任ある地位、こうした特質を兼ね備えた内藤鳴雪は、新しい時代の俳句文芸の展開にとって願ってもない人物だった。