- 老坂クリニック 坂の上に見える窓
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065412459
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[BOOKデータベースより]
坂の上の診療所で高齢の患者を待つのは、処方箋のように短歌を詠む小町院長と、現場好きの若手・山里医師の二人。今回の診療メニューは七十八歳男性が孫と二人暮らしになってから急に発症した謎の「歩行困難」と、「難聴」「軽度認知障害」の三つ―現役医師による話題の書下ろし医療小説シリーズ第二弾!
[日販商品データベースより]老年専門内科へようこそ。最初は難聴の患者さん。院長が短歌を詠んで伝えるメッセージの効果は? 現役医師作家の書下ろし医療小説!
稲葉哲郎(70歳)は困惑していた。膜の向こう側や水の中の音のように、いろんなものが聞こえにくくなったのだ。病院では受付の呼び出しの声を聞き逃したり、コンビニのレジでは訊かれたことがわからなかったり、同窓会では憧れだった女性との会話が成り立たなかったりした。妻との意思疎通も適当な返事でごまかしていたが、このままではまずいと思い立ち、亡き兄が遺してくれた補聴器を引っ張り出すも、結局、老坂クリニックの小町先生を頼ることになり……。