- 徳兵衛はん
-
句集
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- A5変
- ISBN
- 9784907078485
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[BOOKデータベースより]
虚實綯ひ交ぜ道行句集。
1(春―ながながと;夏―おまへんか;秋―かにかくに;冬・新年―さうでんな)
[日販商品データベースより]2(雪岱盡くし―星川清司『小村雪岱』に據りて;ジヤンジヤン横町に田中屋があつた日;「庭」に捧ぐ;また會はむ―悼松井純;隣人 ほか)
第1句集『鶴の鬱』(2007)、第2句集『拔辨天』(2014)に続く、現世冥界あまた知友と手に手を携えた道行第3句集。
【自選15句】
病む蝶に二階一閧明け渡す
唐さんに
僕ですお化け煙突です薄暑です
白玉〓(たう)ぶ若冲はんやおまへんか
北の富士勝昭樣
打出しや兩國橋は夏の橋
あふみそのみづのそこひのところてん
大振りの虹から燒(く)べて朝湯とす
鼓直さん
かの桃を〓らひそのゝち不死となる
パンデミックの花野に天使腥(なまぐさ)し
平松麻に
燐寸箱より陽炎の手の伸びて
來〓を問はゞ播州みなし栗
すべからく
本滅ぶニッポン滅びつゝ紅葉(もみ)づ
盆の〓なんやコ兵衞はんかいな
落鮎を〓(せゝ)る女のさみしかり
帝キデマ七輪〓下燒死體
〓獅セよ。籘原定家卿のアドレス
三夕をスマホに點す秋の暮